心房細胞

心房細動は心房がとても速くかつ不規則に収縮するために起こる不整脈で、比較的多くみられます。このとき、心房は1分間に400~600回くらいの速さで無秩序に興奮します。心房で発生したこの電気信号は、不規則なまま何割かが房室結節を通って心室に伝わるため、心室での興奮も1分間に60~200回程度の不規則なものとなります。その結果脈が乱れ心臓のポンプ機能が低下して、胸がドキドキするなどの動悸)胸部不快感、気分の悪さなどの症状がみられるのです。

1.薬物療法

  1. 正常な脈に戻す治療
  2. 洞調律維持治療(正常な脈を維持する治療)
  3. 心拍数調整治療(正常の心拍数に近づける治療)

2.非薬物治療

カテーテルアブレーションによる治療

自覚症状が強い、発作性心房細動はカテーテルアブレレーションによる治療があります。
アブレーションとはカテーテルという細い器具を使用し不整の元となる部位に熱を加える内科的な治療法です。

    カテーテルアブレーションが必要となる方は、御安心いただける専門病院を御紹介いたします。

3.血栓塞栓症の予防

心房細動が起こる御心臓内の血液循環がスムーズに行えなくなり、特に48時間以上続いた場合、心房のなかに血栓(血のかたまり)ができやすくなります。それがはがれて心臓からの血流に乗って運ばれ、内臓や能の血管を詰まらせることを血栓塞栓症といい、脳であれば脳梗塞(脳血栓)を起こします。以前はワーファリンが主流でしたが現在は抗トロンビン薬・第Xa因子阻害剤といった新薬(リクシアナなど)、が使用されています。