一般内科

1.風邪、気管支炎、肺炎、気管支喘息、インフルエンザ、など

咳、痰、鼻水、咽頭痛、発熱症状の方は早めにご相談ください。胸部レントゲン、至急の採血、インフルエンザ検査などで的確に判断、治療します。

2.高血圧症

収縮期血圧140、拡張期血圧90以上方は心臓血管系の合併症が起こりやすく、死亡率が上昇します。
たかが高血圧と放置すると脳梗塞、脳出血、腎不全、冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞)、動脈閉塞症などの合併症が起こりやすくなります。

高血圧は肥満、食事、ストレス、遺伝性などいくつもが原因となる本能性高血圧が90%をおさめます。残り10%は二次性高血圧です。二次性高血圧には原発性有アルドステロン症、クッシング症候群、腎血管性高血圧、褐色細胞腫があり鑑別が必要です。

3.脂質異常症

高脂血症とはLDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロル)、中性脂肪(トリグリセアリド)が基準値より高い、あるいはHDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)が基準値より低い状態をいいます。

放置しておくと動脈硬化(プラーク)が血管内に起こり、心筋梗塞、脳梗塞を発症します。動脈硬化の進行を調べるために当院では頸動脈エコー、脈波(血管年齢を見る検査)を施行しています。原則は食事に気をつける。適度の体重管理、運動が三本柱として重要です。又タバコを吸わない事、ストレスをためない事も重要です。それでもコントロールがつかない場合は内服が必要となります。

頸部エコー写真

4.痛風

痛風とは尿酸が関節や肝臓のなかで結晶となってとどまることで、関節の激しい痛みを起こしたり肝機能が低下する病気です。痛風の前兆として患部の違和感を感じる方が多いと言われています。

痛風は激しい痛みを伴いますので前兆の段階で治療することが重要です。

5.アレルギー・花粉症

花粉症の原因はスギ、ヒノキ、イネ科、ブタクサ、カビなどが目や鼻の粘膜に触れることにより刺激となり、鼻水、鼻つまり、目のかゆみを発症します。

治療としては内服薬(抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬、ステロイド薬)、点眼薬があります。日本人のほとんどはスギと言われています。一般的に使用される抗アレルギー薬は効果でるまで一定の期間必要です。シーズンの2週間前など早めに内服される事をお勧めします。通常の治療で効果無い場合は、体質を改善してアレルギー症状を改善する新しい治療法(舌下免疫療法)があります。(詳細はトピックス参照してください。)